正しく大聖人の仏法を信仰する条件

 

日蓮大聖人の仏法を信仰するには、正しい手順をおわなければなりません。もし、勝手に真似た信仰を行うならば、罪を重ねるだけであり、それが大きな集団であれば、〝国が滅ぶ〟 ことになるでしょう。
◎日蓮大聖人御指南
「日蓮を用ひぬるともあしくうやま敬はゞ国亡ぶべし」(種々御振舞御書)
「日蓮が弟子となのるとも、日蓮が判を持たざらん者をば御用ひあるべからず」(一谷入道女房御書)

では、どのように信仰したら良いのか。
それは、大聖人の教えを正しく伝えられた唯一の宗団である日蓮正宗の信徒として、あるいは御僧侶として信仰をするしかありません。
なぜ、そう言い切れるのか。
大聖人は御自身のあとを任せるにあたり、高僧の弟子6人のうち日興上人に、大聖人の仏法すべてをたくされています。
「釈尊五十年の説教、白蓮日興に之を付嘱す、身延山久遠寺の別当たるべし、背く在家出家共の輩は非法の衆たるべき也」
弘安五年九月十三日 日蓮在御判 血脈次第日蓮日興(身延山付嘱書)
とあるように、日興上人に対してだけ教えを授けたのです。これを〝唯受一人の相承〟といいます。
さら にこの相承は代々の猊下お一人にのみ伝えられるよう大聖人は御指南されております。
「此の相承は日蓮嫡々一人の口決、唯受一人の秘伝なり 」 (産湯相承事)

ですから、この相伝によって伝持される教えを否定する、日蓮宗、創価学会、顕正会などは誤りであり邪教となるのです。

つまり、大聖人の仏法は弘安二年に建立された戒壇の大御本尊を信仰すると共に、代々の猊下の御指南に随順することが不可欠なのです。
「日蓮一期の弘法、白蓮阿闍梨日興に之を付嘱す、本門弘通の大導師たるべきなり 」 (日蓮一期弘法付嘱書)
これに従わない信仰者について見てみましょう。
◎日蓮大聖人御指南
「背く在家出家共の輩は非法の衆たるべき也」(身延山付嘱書)
◎日興上人御指南
「この法門は、師弟子を正して仏になり候。師弟子だにも違ひ候へば、おなじ法華をたもちまいらせて候へども、無間地獄に堕ち候也。(中略) 案のごとく聖人の御後も、末の弟子共が、誰は聖人の直の御弟子と申す輩、多く候。此等の人は大謗法にて候也」(佐渡国法華講衆御返事)
とあるように、大謗法の非法の輩にとどまらず、 堕地獄の因と警告されているのです。
正しく信仰するための以上にあげた文証に当てはまる教団は日蓮正宗しかありません。



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