原田会長による創価革命



 創価学会は、平成23年5月以降、池田名誉会長が、一般会員が集う会合への参加ができなくなり、その指揮を後継の原田会長らに委ねたとされる。
 宗門より破門されたことで、日蓮大聖人の仏法を信仰するための教義が、学会にとってあらゆる矛盾がおきており、執行部は、名誉会長の存命中に変更を断行した。
 しかし、改変すればするほど、大聖人の仏法を否定することとなり、会員は会から離れる結果となっている。
 噂では、名誉会長は、意思表示がままならないとされるが、原田会長は「名誉会長の決裁を受けて」と、その責任を口出しできない名誉会長に押し付けたものと考えられる。これが事実ならば、池田名誉会長利用である。名誉会長が決裁した物的証拠は出せるのか?
 原田会長による、これまでの学会の信仰を否定する「教義の大変革」これが、平成26年11月発表の「戒壇の大御本尊を受持の対象としない」である。これに伴い、主要な教義、経本祈念文の改変をするに至った。
 ここでは、原田会長らによって断行された改変により、教義崩壊した流れを説明します。



戒壇の大御本尊と決別



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大御本尊決別 2014.11.8(聖教新聞)

「弘安2年の御本尊は受持の対象にはいたしません。」


2014.11.8(聖教新聞)






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「御本尊の中、総与の御本尊と称して、大石寺に伝へられる大御本尊を信じ奉る者が正しい信者である」(牧口常三郎全集10)


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「されば本尊中の本尊たる一閻浮提総与の本尊に向かって南無妙法蓮華経と唱題することによって末法の一切衆生は救われるのである。此の一閻浮提総与の本尊は弘安二年十月十二日の御出現であって此の本尊を拝むことこれ以外に末法の衆生は幸福になり様はないのである。」折伏教典104頁


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「私どもが拝んでいる大御本尊様は、一閻浮提総与の大御本尊様でございます。全世界の人々が、絶対の幸福をつかむためにも、仏になるためにも、大御本尊様を拝む以外に道はないわけです。」昭和35年9月27日 第五回本部幹部会





会則変更

【改正前】
「この会は、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊を信受し、日蓮大聖人の御書を根本として、日蓮大聖人の御遺命たる一閻浮提広宣流布を実現することを大願とする」


 創価学会の会則の第1 章第2条の教義条項が「この会は、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、根本の法である南無妙法蓮華経を具現された三大秘法を信じ、御本尊に自行化他にわたる題目を唱え、御書根本に、各人が人間革命を成就し、日蓮大聖人の御遺命である世界広宣流布を実現することを大願とする」と改正。(平成27年1月29日付 聖教新聞)




三大秘法を事実上否定!!

 大聖人は、悪世末法の一切衆生の救済のために、宇宙と生命に内在する根本の法を南無妙法蓮華経であると明らかにされ、それを三大秘法として具体的に顕された。それが、本門の本尊・本門の題目・本門の戒壇である。(中略)
 末法の衆生のために日蓮大聖人御自身が御図顕された十界の文字曼荼羅と、それを晝写した本尊は、すべて根本の法である南無妙法蓮華経を具現されたものであり、等しく「本門の本尊」である。また、「本門の本尊」に唱える南無妙法蓮華経が「本門の題目」であり、その唱える場がそのまま「本門の戒壇」となる。これは、末法の一切衆生の救済という日蓮大聖人の仏法の本義に基づいた解釈である。
 したがって、「本門の本尊」としては、「弘安2年(1279年) の御本尊」も含まれるが、それのみが「本門の本尊」だとするものではない。まして、「弘安2 年の御本尊」に繋がらなければ他の本尊は一切力用を発揮しないなどとする宗門の独善的な本尊観は、大聖人の仏法に違背するものであることは明白である。
(平成27年1月29日付 聖教新聞)


【破折】

各自に下付された御本尊は、 戒壇の大御本尊のお写しです。
学会はその根本の本尊を否定しました。そもそも、 学会のニセ本尊を拝んでも功徳はないが、 日達上人の御本尊を拝んでも功徳はありません。


本門の本尊とは、
戒壇の大御本尊をおいて存在しないのです。




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御本尊様は一つしかありませんが、無量義経に分身散体というのがあります。この分身散体の法というのは、創価学会を除いて日本広しといえども絶対に説いておりません。分身散体の分け方により種々分けられますが、すべて一閻浮提の御本尊に帰一するのです。」戸田城聖全集第4巻



出世の本懐

 古くからの学会員は、「出世の本懐」とは、戒壇の大御本尊建立であることをご存知なはずです。



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「日蓮大聖人のご本懐は一閻浮提総与の弘安二年十月十二日の御本尊にあることは間違いなく(中略)これは世界唯一の本尊であり、日蓮正宗は最高にして唯一の宗教である」折伏教典


と、学会では明確に指導されてきた。しかし、原田会長らは、この度、
「出世の本懐」の本義は、大聖人の御生涯において、
「末法万年の一切衆生の救済のために三大秘法を確立されたこと、それとともに、立宗以来27年目に、熱原の法難において、農民信徒たちが大難に負けない不惜身命の信仰を示したことによって証明された民衆仏法の確立である。」(平成27年1月29日付 聖教新聞)
と大聖人の出世の本懐の意義を変えてしまったのである。

しかも、
「大御本尊建立」を歴史から削除していた!!




三大秘法義を破壊



「さてこのように
三大秘法というも、じつは御本尊の一大秘法に収まる。ゆえに諸御書に「教主釈尊の一大事の秘法を霊鷲山にして相伝し日蓮が肉団の胸中に秘して隠し持てり」 ( 南条殿御返事一五七八ページ) 等とおおせられているのである。本門の御本尊を安置し奉り、信心・修行するのが題目であり、安置し奉る所がすなわち戒壇である。このように三大秘法を合しては一大秘法となり、さらに開いては六大秘法となる。すなわち本尊に大あり法あり、題目に信あり行あり、戒壇に事と義がある。」(教学問題の解説 戸田会長監修)



【今回の改正】

 日蓮正宗では、「一大秘法」は「弘安2年の御本尊」であり、それを三大秘法」に開いており、「本門の本尊」は「弘安2年の御本尊」、「本門の題目」はその本尊に唱える題目であり、本尊所住の処が「本門の戒壇」となると説明している(「三大秘法を合する則は但一大秘法の本門の本尊と成るなり。故に本門戒壇の本尊を亦三大秘法惣在の本尊と名づくるなり」< 依義判文抄>など)。

 今回の改正により、「三大秘法」の定義を「末法の衆生のために日蓮大聖人御自身が御図顕された十界の文字曼荼羅と、それを書写した本尊は、全て根本の法である南無妙法蓮華経を具現されたものであって、等しく『本門の本尊』であり、『本門の本尊』に唱える南無妙法蓮華経が『本門の題目』、その唱える場がそのまま『本門の戒壇』となる」とした。

 会長の会則改正の趣旨説明に「大聖人は、宇宙と生命に内在する根本の法を南無妙法蓮華経であると明らかにされました。そしてそれを、末法の全民衆の成仏のために三大秘法、すなわち、本門の本尊・本門の題目・本門の戒壇として具体的に顕されたのであります」とあるように、「宇宙と生命に内在する法」、すなわち南無妙法蓮華経が根本であり、三大秘法はそれを具現化された法門である。
 これまで日寛上人の教学に基づいて、「一大秘法」や「六大秘法」ということを使用してきたが、「一大秘法」が「本門の本尊」であるという日寛上人の解釈は、御書にはない。
 御書に「一大秘法」と教示されているのは、「曾谷入道殿許御書」のみである。そこでは、「妙法蓮華経の五字」( 御書1032ページ)を一大秘法として明かされている。
 以上のように、日寛上人が用いられている、三大秘法を合した「一大秘法」、また、三大秘法を開いた「六大秘法」という表現は、御書そのものには説かれていない。
これまで学会では、日蓮正宗の教義解釈を尊重し、「弘安2年の御本尊」を根本の本尊とする、との日寛上人の解釈を採用してきた。(中略)
 その意味で、日寛教学の一大秘法、六大秘法という用語は、今後用いない。
 なおこうした立て分けを行い、日寛上人の教学を見直していくという立場をとったとしても、「日寛上人書写の御本尊」を受持することには何の問題もない。なぜならば「日寛上人書写の御本尊」も根本の法である南無妙法蓮華経を具体的に現された「本門の本尊」であるからである。
 これに関連して、なぜ「日寛上人書写の御本尊」を受持しながら、「弘安2年の御本尊」を受持しないかといえば、日寛上人書写の御本尊」も「弘安2年の御本尊」も等しく「本門の本尊」であるが、「弘安2年の御本尊」は、大謗法と化した他教団の大石寺にあるから、受持の対象としないということである。
(平成27年1月30日付 聖教新聞)






三大秘法とは、本門の本尊と、本門の題目と、本門の戒壇との三つであり、この本門の本尊すなわち弘安二年十月十二日にあらわされた一閻浮提総与の大御本尊に対して題目を唱えるのが大聖人のお教えである(折伏教典)


第六十四世日昇上人
三大秘法と申しまするにその究竟の眼目は戒壇の大御本尊に帰着致すのでありまして即ち皆様が今日篤くと拝せられました当山に護持し奉る戒壇の大御本尊に帰するのであります」(大日蓮・昭和29年5月号)


学会本部安置の御本尊を書写された日昇上人の御指南に学会員は背き、本部参りをするのですか?



「御本尊を認定する」という大謗法


 仏意仏勅の世界広宣流布を推進する創価学会は、受持の対象としての御本尊を認定する権能を有する
(中略)
 したがって、「広宣流布のための御本尊」を弘通し、「信心の血脈」を受けた創価学会が、御本尊を認定し、授与することは当然であり、御本尊は等しく「本門の本尊」であるが、学会員はあくまでも、学会認定の御本尊を受持し、無限の功力を現して、広宣流布に邁進していくのである。
(平成27年1月30日付 聖教新聞)



御本尊の御事は、猊下お一人が有する大権



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御法主猊下だけが、御本尊をしたためることのできる仏様なのです」『戸田城聖先生質問会集』

「御本尊だけは、われわれは作るわけにはゆかない。日蓮大聖人様のお悟り、唯授一人、代々の法主猊下以外にはどうしょうもない。だから、仏立宗や身延のヤツラが書いた本尊なんていうものはね、ぜんぜん力がない。ニセですから、力がぜんぜんない。むしろ、魔性が入っている。魔性の力が入っている。」 『大白蓮華』昭和三十四年七月号




日寛上人御指南
「『日興が身に宛て賜はる所の弘安二年の大本尊は、日目に之を授与す。本門寺に掛
け奉るべし』
云々。今四百余年に至る。他流は皆是れ似せ薬なるべし」
(妙法曼陀羅供養抄記・文段)




学会本部・大誓堂詣での大謗法

 

 戒壇の大御本尊を捨てた学会は、その替わりとして、学会本部・大誓堂を本山化し、そこに安置の御本尊への参拝を全国会員へ促している。

【学会本部詣で推進】
牧口初代会長の魂を受け継いたこ戸田第2代会長が広宣流布の指揮を執られた原点の地・信濃町に、師弟不二、広布の本陣として、「広宣流布大誓堂」を建立され、まさに「法華弘通のはたじるし」としての「大法弘通慈折広宣流布大願成就」とお認めの「創価学会常住」の御本尊を御安置申し上げた。(中略)
 私たちは、どこまでも日蓮仏法の本義に基づいて、学会教学の旗を掲げ、人間主義の大道を前進し、万人の幸福と平和の実現へ邁進してまいりたい。


日昇上人に背く、創価学会
 学会総本部安置の「慈折広布の御本尊」も本門戒壇の大御本尊の御内証を書写されたものです。

関西本部の人仏式に際し、
戒壇の大御本尊の御内証を、帯し奉って不肖日昇六十四世の法主として、御本尊様に信仰をそめておしたため申しあげている御本尊でございまする」(聖教新聞・昭和30年12月18日付)


 日蓮大聖人は、広宣流布の時には戒壇の大御本尊を御安置する戒壇建立を御遺命されており、かつては、正本堂建立にみられるように、学会はその御遺命を目指し布教してきたはずです。


【御遺命の戒壇を否定する大罪】

大聖人御指南
「霊山浄土に似たらん最勝の地を尋ねて戒壇を建立すべき者か」(三大秘法禀承事)

「国主此の法を立てらるれば、富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり」(日蓮一期弘法付嘱書)

日興上人御指南
「日興が身に宛て給わるところの弘安二年の大御本尊は日目に之れを相伝す、本門寺に懸け奉るべし(日興跡条条事)




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