「河邊メモ」について考察

 学会員が未だに宗門批判ネタとして取り上げる「河邊メモ」。学会がいう宗門批判を鵜呑みにする学会員だが、これにも、学会員が思考停止状態にある特徴が見える。その特徴は、
1.学会本部の情報操作された言葉を信じてしまう。
2.自分で検証しようとしない。
3.反論されるとその言葉(情報)を遮断する。

まさに、この状態はマインドコントロールにかかったと同然ではなかろうか。
 あくまで、恣意的にこのメモを「日顕猊下の思い」として、会員を踊らさせただけで、その仕掛け人の幹部たちには、「大御本尊を偽物」といった文書ではないものと認識しているのではないかと思われます。
 今一度、学会員のあなたは冷静に判断するべきであろう。そこで、以下にまとめてみたので参考にされたい。




河邊メモとは

河邊慈篤師と阿部教学部長の会話の内容を記した私的メモ。

【内容】
「A面談 帝国H
一、戒旦之本尊之件
 戒壇の御本尊のは偽物である。
 種々方法の筆跡鑑定の結果解った。(字画判定)
 多分は法道院から奉納した日禅授与の本尊の題目と花押を模写し、その他は時師か有師頃の筆だ。
 日禅授与の本尊に模写の形跡が残っている

一、Gは話にならない
人材登用、秩序回復等全て今後の宗門の事ではGでは不可能だ。

一、Gは学会と手を切っても又二三年したら元に戻るだらうと云う安易な考へを持っている。

(※Gとは昭和50年代当時、正信会グループがよく使っていた隠語で猊下の意味である。したがって、後半の内容は正信会の言い分を記したことが確実である。それから推察すると、このメモは、内外で起こる疑難の声を挙げているに過ぎないととるのが自然なのである。)

いずれの内容も、「誰が言っている」という主語を省略したものである。





これを日顕上人が「大御本尊は偽物といっている」として学会が宗門攻撃に利用



【検証】
メモの内容に対する当人の公式証言

河邊師
 「宗内においても、『戒壇の大御本尊』と、昭和四十五年に総本山へ奉納された『日禅授与の御本尊』が共に大幅の御本尊であられ、御筆の太さなどの類似から、両御本尊の関係に対する妄説が生じる可能性と、その場合の破折について話を伺ったものであります。」(平成11年7月10日)

日顕上人
 「いわゆる河辺メモは、客観的な言旨を極めて自己の主観的な形に書き変えた慈篤房の記録ミスである。則ち主として創価学会の存在によって生じた日蓮正宗に対する種々の批判中の一環として、御本尊と血脈等に関する疑難悪口があることの内容について、ある時に慈篤房と客観的な話しをしたような記憶は存する。しかし学会で発表したあのメモのような諸件についての主張をしたことは断じてないのである。
 そこで此の際はっきりしておくことは、本門戒壇の大御本尊様と日禅授与の御本尊とは全く相違しているという事である。よく拝すれば中尊の七字の寸法と全体からの御位置においても、明らかに異なりが存し、また御署名御花押の御文字及びその大きさや御位置、各十界尊形の位置等にも歴然たる相異が存する。そして勿論模写の形跡などは存在しない。
 したがって御戒壇様と日禅授与の御本尊とを類推すること自体が全くの誤りであり、この事をはつきり、述べておくものである」(平成11年9月18日)


大御本尊と日禅授与本尊の違いを明確にされた日顕上人



【筆者考察】
教学部長の考えでは絶対にない理由
――両御本尊の相貌の違いを熟知――
 阿部教学部長(当時)は、戒壇の大御本尊そして日禅授与本尊を数多く拝し、その違いをご存知だったはずである。なぜなら、この疑難は昔から外部で起こり、それに対し宗門は常に破折を加えてきたからである。そういった疑難に対峙できないで、どうして教学部長を努められようか。だから、河邊師は教学部長に尋ねたものと思われる。そこで、この状況を念頭に入れ、このメモに「教学部長曰く」を頭に持ってくると文脈・語句がおかし過ぎることに気づく。

1.「戒壇の御本尊のは偽物」
2.「種々方法の筆跡鑑定の結果解った。(字画判定)」
3.多分は法道院から奉納した日禅授与の本尊の題目と花押を模写し、その他は時師か有師頃の筆だ。
4.「日禅授与の本尊に模写の形跡が残っている」

 
当人の弁であれば、「のは」「多分は法道から・・・」(ご自身が大御本尊は偽作と断定しているなら「多分」という曖昧な言葉ではなくきちんと特定するものだ)とも言わず、目視で明らかな違いが判っているものを、筆跡鑑定はしない。通常は、目視で判定できないから筆跡鑑定するものだ。
 また、教学部長が「大御本尊を偽作と断じた」となれば、河邊師は仰天し、日達猊下に報告申し上げておかしくない。そのような状況があっただろうか?
 逆に、宗門批判者を主語にすると、これまで幾度もあった難癖に一致し、文脈が通じるようになる。

 このように、よくよく読めば、批判者の言を書き留めたメモであることが明白となる。




破綻している学会批判のまとめ

◆メモはあくまで学会が、主語を日顕上人に置き換えたものである。
◆であるから、「偽物」発言の決定的な証拠になり得ない。
◆もし、日顕上人の考えであるならば、このメモの真実性を補強する、他での発言や文書を明示しなければ、学会の言い分は正当化されない。

◆何より、日顕上人ご自身が否定している。(学会は本人の公式の言より、不明確なメモを真実として決めつける団体になる。)
◆当時の御法主猊下、日達上人の知らないところで、教学部長が筆跡鑑定などするはずがない。(猊下のもとで筆跡鑑定が行われていたら、その事実を河邊師も知っており、わざわざ教学部長にうかがうこともない。)

◆そもそも、学会が現物を誰もが納得する形で公表をしていないので、内容自体の真偽が不明である。

教学部長が「偽物」とは言わない絶対敵理由
戒壇の大御本尊にもしものことがあれば、時の御法主猊下が改めて御建立なされ、公にされることでしょう。何も後代の猊下が秘密裏に造立する必要はありません。ですから、批判者がいうような偽作の大御本尊などは、起こりようがないのです。

以上、学会の謀略は完全に崩れ果てている!!





それにしても、本来、河邊師のもとにあるべきメモ。
河邊師が学会に提供したともいっていない。
では、誰かが違法に盗み取り学会に渡したものなのか?

宗門批判をする前に、違法性が疑われるこの問題に、
公共の利益を目的とする宗教法人・創価学会は答えなければならない。



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