正宗寺院に建設反対運動を起こす秋山の街を守る会
反対運動は信教の自由・人権問題に触れるか
現在、千葉県の松戸の新興居住エリアに建設される日蓮正宗寺院に対し、「秋山の街を守る会」と名乗るグループが住民へ執拗に、その危険性を訴え排除運動を起こしております。
反対グループは署名活動、及びビラ、会報のポスティング、またブログを開設して展開しております。
そのビラの趣旨は、「日蓮正宗という反社会的な集団は地域住民に迷惑な宗教活動おこない、不動産の価値を低下させ、地区全体の環境を悪化させる、だから他の地に行きなさい」ということになります。 はたして、全国650ケ寺においてこのようなことで社会問題となっていると証明できるのでしょうか。
いずれにしてもあまりにも、過大な憶測と、現状とかい離した認識、不明朗さ、人が有する自由と権利に踏み込む主張が盛り込まれていると感じ、以降こちら側からの意見を述べてまいります。
とはいっても、当事者ではありませんので、意見の一つ程度にお読みいただければ結構です。
住民グループがいう建設反対理由(趣旨)
1.週末に300人もの信徒が来て、通行を妨害、信者が違法駐車・路上駐車を行い通勤・通学に悪影響。道路渋滞・駐車場が使えなくなる。生活道路に信徒が入り込み不審者と見分けがつかない。
2.読経・太鼓の音で迷惑。
3.暴力団事務所と同じで環境悪化で地価が下がる。
4.日蓮正宗は子供を対象に勧誘活動を行う悪辣な集団。

住民側のサイトを見る限り、証明されているものは何もない。
寺院の社会的役割
日蓮正宗のお寺は故人の葬儀、法要、納骨という社会的役割を果たすだけでなく、人々が抱える生活上の苦しみ、困難を根本的に解決へ導くための場でもあります。
それらの悩み事を現実に解決できる宗教であるからこそ、勧めて説くのであり、それらを見聞きして相談者が次々とお寺を訪れるのです。これこそが、現代において、大きな社会的貢献であると思いませんか。もちろん、それを押し付けるものではありません。
ですから、入信者を増やし利を得ようと布教拡大を行っているのではないのです。
1.週末に300人もの信徒が来て環境悪化について
お寺参詣人数の現状
●「迷惑する」前提理由300人の参詣はまずない
当該寺院に300名が参詣するかのように記載されていますが、これまでの同様の事例からすると、それは名簿上の人数のはずです。責任者は既に分かっているのでは?
それからすると、ほんの数十名が、月一回、土曜の夜、日曜の昼間に参詣し、それ以外については、土日にさらに少ない人数になります。朝7時から夜8時というのは開けている時間のことであり、300人が常にその時間出入りするイメージを与える記載は修正するべきです。
通勤通学の時間に重なり具合は何の問題もないでしょう、近所の信徒中心に数名くらいですよ。
つまり、他の宗派のお寺の利用状況とほとんどかわりません。このくらいで使用を停止させていたら、どの宗派も葬儀はできなくなります。その葬儀も参列者はあちこちから来るものです、そこに住んでいないからといって排除できません。秋山の皆さんは、その地域に迷惑がかかると菩提寺の葬儀・法要に行かない、他の地域には出かけないということですか。寺内の納骨堂は社会的役割の一つです、非難の対象から外すべき。
パーキングは需要と供給の問題であり、駐車に必要ならば増えるものではないですか。占拠されるなどと、なぜこの時点で決めつけられるのでしょうか。
不審者と見分けがつかないなどとは大変名誉を傷つける言葉です。
それにしても、公道における自由に圧力をかける権利はどこにあるのでしょう。
➡使用状況は憶測ではなく他の末寺の現状をお調べいただき判断するべきです。
2.読経・太鼓の音で迷惑について
まず、100畳の本堂のお寺が、グループが言う「一般住宅並み」の壁の厚さであれば、欠陥に等しいかと思います。他の末寺へ出向き調べるべきです。太鼓は叩かないと御住職から聞いているようですね。文書の訂正をしても良いのでは。我が家の前の寺院も多少の音の漏れはありますが、通行する車の音よりはるかに小さく、対面して建つ家の方々は誰も苦情をいいません。住民は、車に対しても音を立てずに走れと要求しているのでしょうか。
3.暴力団事務所と同じで環境悪化で地価が下がるについて
何のデータをもとにいっているのか不明です。我が家はお寺の前にありますが、地価は周辺と変わりません。浄土宗のお寺ですが、暴力団と同じだなとと思ったこともありません。子供は、よくお寺で遊んでいましたが、暴力団事務所で遊んでいたということになりますか。
秋山の住民の皆さんは、お寺は暴力団事務所と同じと思っているのでしょうか?
4.日蓮正宗は子供を対象に勧誘活動を行う悪辣な集団について
私どものお寺や、知り合いのお寺でもそのような「子供を親に黙って入信させる」などの話は聞いたことがありません。違法ではないと顕正会がやっているだけです。「折伏」とは〝道理に合わない宗教を信じることによって不幸になることを教え、清浄な日蓮正宗の仏法を信じることによって、真の幸福と平和社会を実現できると思いやりと誠意をもって行うこと〟であり、「その人の人格を打ち砕き悪い気持にさせる目的」のようなイメージを吹聴することは悪宣伝です。もし、そのような布教おこなっていれば誰も入信しないでしょう。
また、本宗は、誰にも、仏の尊い命が存在することを教え、この宗教と縁することを「種を植える」になぞらえ「下種」といっています。これこそが、布教において最第一としており、入信するかどうかは、当然ご本人が決めることです。
ちなみに、当方へも救いを求め多くの相談が寄せられておりますので、全国のお寺・信徒へはおそらく毎日、数千件寄せられているのではないかと想像します。私たちは、日夜、懸命に相談者の悩みの解決のために尽力しているのです。そういった方々の救いの機会を遮断するおつもりですか。
これらの決めつけは我々善良な僧侶・信徒の名誉を大変毀損します。
「全国の日蓮正宗寺院は数々の反社会的事件を起こし家宅捜索を受けている」くらいの証拠をご提示しなければ、この反対運動は正当化できないでしょう。
住民グループの不可解な主張
住民グループらは〝閑静な居住地区に危険な寺が建つ〟かのようなイメージを主張していますが、彼らの示す場所は区画整理図で確認したところ住宅地に付随する利便施設の立地を図る「沿道地区」(店舗や施設用の区画)です。
ということは、信徒が歩行、車を乗りつける場所は、駅に続く表道路であり、住居地区はその1本裏の道になります。主張では、表通りを歩く信徒すら迷惑というように受け取れます。
正確なところは重要な点ですので、住民グループにぜひ、開示を願いたいところです。
もし、住宅区画に建設予定されているのなら、移転はやむを得ないことでしょうが、その大事な部分を明確に説明しないのはなぜでしょうか。
秋山土地区分図住民グループが主張する表題
秋山【土地区画整理内】における宗教施設の建設反対
➡ いかにも、閑静な住宅地区の中に建設されるイメージですが、秋山地区の整理地は、商業地区、沿道地区A・B、住宅地区A・Bに線引きされています。
お寺の建設場所は、住民が本来どうこう言えない沿道地区なのでは?
お寺が購入した土地資産については、損をさせてもいいという発想に見えます。
住民は商業地区に気にいらないお店・企業が入った場合、反対運動を起こすのでしょうか?
http://www.akiyamatown.jp/kubunzu/index.html
ブログにどなたが〝指摘を入れた投稿〟がありましたが、削除したようですね。
なお、この問題は、寺院と一人の住民とのことではなく住民全体に拡大させた、公共的なレベルに発展していますので、会報や住民らの意見を公表するべきではないかと思います。そうでなければ、移住を考えている方、すでに住んでいる方の不利益に繋がる可能性があるかと思います。
都合が悪いからといって、削除するのよくありません。
「反対運動に疑問を持つ住民の声」も公表するべきでしょう。


秋山の街を守る会のビラ
サイトは http://akiyamamoru.webcrow.jp/
真実の情報をもとに判断するべき
【ビラの内容抜粋】
産価値を低下させます。宗教施設の周りに信者が移り住むことで、この地域一体が宗教施設にされてし
まう恐れもあります。
に応じて年間の「目標値(折伏誓願目標)」が決められます。目標達成のための勧誘活動はたびたび社
会問題となっています(日蓮正宗・勧誘で検索してみてください)。近年では宗教団体による子供を対
象とした布教活動が問題になっていますが、宗教施設が通学路に面していることもあり、秋山・東松戸
で行われる恐れもあり得るのです。
▲あまりにも決めつけが過ぎるようです。現状が分かっておらず、他の末寺の利用状況も調べた方がよいでしょう。
当宗は尊い仏縁を結び、本人の希望によって入信するのであり、強要でも勧誘でもありません。勧誘は、機関紙の販売に血道を上げる創価学会や顕正会などの新興宗教に使うのが適当ではないですか。「社会問題化」の情報源は後で説明します。
どのような宗教団体であれ、住民とトラブルをおこすつもりはなく、むしろ友好を重要視しながら運営しているものと思います。ですから、住宅地にお寺ばかりが建っている地域は、なんら珍しいことではなく、一つ一つに寺院に対し、住民から苦情が絶えないなどの話は聞きません。
こういうレッテル貼りは秋山住人の常識?
驚愕!1500名(住民の半数近く)もこの主張に同意署名している
これでは敵愾心植え付け運動
〝宗教施設は葬儀場・暴力団事務所と同じく不動産業界では嫌悪施設〟〝不審者との区別もつかなくなる〟〝環境の悪化〟〝信徒が引っ越してくると、そこも宗教施設になる〟〝周囲の資産価値を低下させる〟〝木造二階建てが、威圧感がある〟〝子供を対象とした布教活動が問題〟〝パーキングが信者の自家用車で占拠されてしまう〟
それにしても、イメージダウンを狙う意図が強いですね。いったいなぜでしょうか?
僧侶の名を記載した批判ビラで、住民に働きかけ、ネットで拡散する責任者(主婦)は名乗り出たらいかがですか。
〝信教の自由〟を許さない秋山住民
住民グループがお寺側へこんな質問を!
Q.お寺が建つことで近隣住民はこれから先ずっと不安を抱えながら生活していくことになるがそれはどう考えるか。その人たちが犠牲になることは仕方ないと考えているか。
Q.地域住民には勧誘しない、と口頭で約束してもらっても信用できない。一筆書いてほしい。
(ブログ「秋山を守ろう」7/24日より)
こんな人たちが住む秋山地区?
●お寺は暴力団事務所と同じ、地価が下がると決めつけ・・・
●信徒の歩行、駐車は迷惑(自由の権利に圧力)
●信教の自由を排除
➡結果、移住、開業したくなくなる、秋山地区の良好な住環境の価値を下げる
お寺は何も、このような状態を望んでいるわけではありません。住民の安穏と平和のために日夜、お勤めされているのです。
不可解さが残る
一方、数千人規模の信者を月に何度も出入りさせる創価学会の会館は、多くは住宅と隣接しており、上記の指摘にほぼあてはまります。
現実に創価学会の会館、墓苑の建設の際は、かなりな反対の声が近所の住民からあがっていることは明らかで、当方の地域でも2つの会館ではいずれも反対・苦情の声があがっておりました。
創価学会員による日蓮正宗寺院の爆破予告、裁判攻撃、誹謗中傷、寺院盗撮、盗聴、脅迫、付きまとい、多額の寄付金強要、信徒の出入りの監視などの事例があります。
さらに、創価学会員による嫌がらせは、全国の脱会者から報告されており、一つの町内にいくつもの個人拠点を設け、数十人程度で毎月、勤行・座談会を開催しております。もちろん、個人の家ですので、防音も駐輪場もないのが現状です。
ですから、このグループの方々の近所にも、必ず創価学会の個人拠点が存在します。学会会館・拠点については、反対運動を起こしたのでしょうか。よもや、このグループは学会メンバーということはないでしょうね?
批判の根拠は〝ネット記事?〟〝学会員からの伝聞?〟
ネットに見られる寺院・信徒の批判記事の多くは、創価学会員によるものです。
日蓮正宗の撲滅を画策する学会の体質を知るものは、その内容を鵜呑みにしません。
住民責任者による批判は、このようなネット記事をもとにしたかのようです。
それは、あまりにも偏狭すぎます、当サイトをお読みいただくか、直接寺院でお尋ねください。
日蓮正宗は人々の幸福、平和を実現する宗教です
日蓮正宗は、正統な教義を700年以上に渡って伝承しており、信仰によって苦難を乗り越える力や智慧が授かり、その上で平和な社会の実現を目指しております。現実に様々な困難を乗り越えた実証を、多くの信徒が生活上に示しています。ですから、地域住民の幸福のためを願っているのは当然です。
「明治45年に成立」でもなく、物販・多額の戒名料・寄付の強要をするような宗教ではありません。繰り返しますが、入信者からお金を取ることが目的ではないので、「勧誘」などということには当たらないのです。
責任者はこの宗教に大変な嫌悪感をお持ちのようですが、ほとんど、こちらの実情を知らないと言っていい状態です。まずは、それなりの知識をこちらから学んでください。
お寺を敵対視する側の情報をもとに判断するのではなく、疑問点があれば直接聞くべきでしょう。
このような活動は自由であり、妨害するつもりはありません。
ただし、誤ったご認識を広めることは
〝秋山の街を守る〟どころか、〝逆行〟すると、最後に述べさせていただきます。
疑問があれば当方へもお気軽にご連絡ください。